新型コロナウイルスの感染者は28日、毎日新聞集計で全国で新たに995人が確認され、これまで最多だった981人(7月23日)を上回り、過去最多を更新した。
引用:鹿児島新聞NEXT
こんな中、CNNによりますとイギリスで初めて猫が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。
仮に自分が新型コロナウイルスに感染したとして、愛するペットの飼いネコに感染させてしまったら、、、致死率なんてものも気になってきました。

新型コロナ、人から飼い猫に感染!【イギリスで初】
7月22日、イングランド、ウェイブリッジの動植物衛生局(APHA)で行った検査で判明したとのことです。
この猫は、最初、動物病院で猫ヘルペスウイルス感染症と診断されていましたが、先に複数の飼い主が新型コロナウイルスの陽性反応が出ていたため、調査研究の一環として念のため新型コロナウイルスの検査も受けたところ感染が確認されたそう。
猫ヘルペスウイルス感染症はよくある猫の呼吸器系の疾患ですが、まさか、飼い主から新型コロナウイルスが感染していたなんてビックリですね。
新型コロナウイルス感染した、この猫の呼吸器の症状は軽く、数日で回復とのことです。
今回は人から、ペットである猫に感染したわけですが、今回の症例は「極めて稀(まれ)」とイギリス政府の首席獣医官は位置づけています。
また、イングランド公衆衛生サービスでも、「ペットから人にこの疾患を感染させるという証拠はない」として、「心配する必要はない」と強調しています。
日本の厚生労働省のHPによりますと、
「これまでに新型コロナウイルスに感染したヒトからイヌ、ネコが感染したと考えられる事例が数例報告されています。」
と発表しています。
今のところペットの猫や犬の感染は、ニューヨーク、香港、オランダで報告されています。
ニューヨークのブロンクス動物園でもトラやライオンの感染(飼育員から感染したと推察される)事例も報告されていましたね。
ちなみに新型コロナウイルスがペットから人に感染した事例は無いです。
ただ、猫は、新型コロナウイルスの感受性が他の動物よりも高いとの報告もありますますので、ちょっと心配ですね。
東大などのグループの研究ですと、室内での感染実験では、猫が他の猫に感染させ得るという結果も報告されています。
ちなみにオランダのミンク農場では、ミンクの大量感染の事例があり、新型コロナウイルスに感染したミンクから人へ感染した可能性がある、といった報告もあります。
この事例はミンクがペットじゃないにしても、動物からの感染ですのでさすがに怖いと感じてしまいます。
Contents
新型コロナウイルス、ペットと人の感染対策は?
ペットにとっても、人にとっても普段から動物に接触する機会があれば前後で、手洗いや手指用アルコールで消毒等を行う習慣が必要ですね。
新型コロナウイルス感染症に限らず、動物由来感染症の予防のために必要なことだと改めて感じます。
過度な接触も控えるように!
「特にペットの体調が悪い場合はできる限り不必要な接触を控えましょう。」
と厚生労働省は注意喚起しています。
かわいいわが子のようなペットにはつい過剰な接触をしがちですからね。
つい、ちゅっ♪とやってしまいがちです。
こんな時期だから余計に気を付けないと、、、と思います。
新型コロナは、猫と猫の間では、容易に感染???
東京大学などのグループの研究によりますと猫と猫の間では、簡単に感染するという研究結果を発表しました。
人から飼い猫に感染した場合の致死率は???
「ペットから人にこの疾患を感染させるという証拠はない」
「人からペットに感染した場合も軽症なので心配はない」
ということで、致死率といったものは出ていません。
しかし、変異をしつつありそうな、新型コロナウイルス。
いつどこで強毒化するかわからない、、、と思うのは心配のし過ぎでしょうか?
新型コロナウイルスの人から飼い猫に感染、ネット上の声
こちらでは、ネット上の声を拾ってみました。
こんなニュースが出るとペットブームやコロナ渦で安易に猫を飼い始めた人達が猫を捨てたり保健所に引き渡したりして結果的に不幸な猫が増えてしまうのではないかと心配になってしまう…
コロナウイルス。今日までで色々分かって来た。
1:犬、猫、人同士の感染
2:空気感染の可能性
3:感染しても多くの無症状者
4:ウイルスの変異が早い
5:完治しても後遺症が残る
1〜5を見て色々気付いたのだが、中国が妙にブラックに感じる事。
1〜3は、パンデミックの原因。4は、ワクチンの無効化。5は、完治しても生活に支障が出る。それでいて米国による武漢研究所の証拠入手。中国だけが景気回復。中国が白だとしても、この結果は、世界の経済大国トップにのし上がる為のコロナだと疑われても仕方ない。私の考え過ぎかもしれませんが。
動物の感染は各地で報告が上がっているが、どれもデータ不足で、動物から人への感染の根拠が見つかっていない。
ただ、見つかっていないだけで、人に感染しないと証明された訳でもないのに、「心配する必要がない」と言い切る専門家はどうなのか?
とは言え、今の日本では動物にPCR検査を受けさせる余裕はないので、飼い猫や飼い犬の体調に気をつけ、獣医と保健所に相談するくらいしか出来ないのが現雑でしょう。
東大における猫への強制感染試験では、平行感染した猫は無症状であり、6日間以内で全ての猫が自らの免疫でウイルスを排除している。
猫の感染例は世界で数例報告されているが、若齢猫に高濃度ウイルスを強制的に経鼻感染させた例を除いて、殆どの猫は無症状か或いは軽症どまりであり、ウイルスは猫の免疫で排除されている。
この現象について、各国の大学の研究者が考察しているが、猫は腸管内に常時、猫コロナウイルス(FCoV)が存在していて、犬コロナウイルスの干渉などの要因でゲノムの組み換えが起きると、毒性の高い猫伝染性腹膜炎ウイルス(FIP)に変異する。
この変異は低レベルで普通に発生しているが、猫の免疫でコントロールされていて、抗体依存性感染増強(ADE)を発現しない限り発症を抑えている。
このことから、猫は同種のコロナウイルス(COVID19)に対しても自然免疫を発現できるのではないかという見解を示している。
まだまだ、研究は始まったばかりです。
猫にとっても人にとっても、早く安心できる段階になりますように願います。