2020年、関東も梅雨時真っただ中!
まだ当分、このジメジメは続きそうですね。
うちの3兄妹は眠ってばかりです。お宅の猫ちゃんも眠ってばかり?
日照不足のせいか、人間でもなんとなく本調子ではないので猫さんも大丈夫かと心配してしまいますね。
そんなネコ飼いさんに
の4点について紹介します。
Contents
猫は、梅雨時って眠たくなるの?
そもそも猫って、梅雨時でなくても、寝ていますよね。
成猫になると、なんと、一日のうち12時間~16時間くらい寝ているんですって。
でもやっぱり、雨の日って猫が元気に遊ぶ回っているのってなかなか見ません。
やっぱり、寝てます。眠いんでしょうか?
低気圧の影響は猫にも!
人間は、雨の日の前になると片頭痛を起こしたりする人を見かけますよね。
実はそれも、低気圧の原因だと言います。
低気圧は、字のごとく気圧が低くなりますので、体にかかっていた「圧」が緩むということです。
体が緩むと血管も同じく緩んで膨張するそうです。
膨張した血管は脳内の神経を圧迫して痛みを発生させるのが片頭痛ということです。
雨の日に調子が悪いのは気圧の関係で体が緩むからなんですね。
なんだか、ダラダラしてしまうのも、うなずけますね。
元気がないのと眠たいの区別は?
猫ちゃんが、ダラダラしているのか、それともどこか体が悪くて元気がないのか?
その差を見分けられたら!と思いませんか?
それでなくても、動物は体が悪くて元気がなくなると、敢えて隠そうとするそうです。
なので、猫が体の不調を隠すよりも、早く変化を察知してあげたいものです。
猫の気まぐれも2日まで
気まぐれな猫ちゃんの場合、いつもは一目散ですりすりしてくるのに、なぜだか気が載らないのか、スルーしていくときもありますよね。
気が載らないと、平気でスルー。そんなところもまた、猫らしいのですが。
ご飯を食べなくなったりすることが、2日続くようでしたら、ちょっと注意してあげてみてください。
どこかをケガをしていたり、変なものを飲み込んでしまったりしていないか?そんなことが原因の場合もあります。
場所を変えずに動かない、、、
せっせと、毛づくろいしているようなら心配はいりませんが、体を動かすと痛みを感じるのか動かないでじっとしている場合があります。
また、触ろうとすると極端に嫌がったり、突然、シャーっとしたり、攻撃的に、なったりする場合も、触られると痛いから起こす原因の場合があります。
熱がある場合は、冷たい場所でじっとしていることも。。。
猫の反応は、、、
猫じゃらしを振り回すと、目もくれず一目散な猫ちゃんが、突然、反応しなくなってしまったら、、、
それも、具合が悪いのかもしれません。
うちの猫の場合、かつお節の袋を開けただけでも敏感に察知して、ウンギャ♪ウンギャ♪と寄ってきます。
「遊ぶ?」「食べる?」という言葉にも敏感に反応します。
それがいつもと違って反応しなかったら、やっぱりどこか具合が悪いのかもしれません。
梅雨にかかりやすい猫の病気
人間にとって、梅雨はいろいろと厄介な症状をもたらす病気がありますが、猫にとっても梅雨にかかりやすい病気はあるのでしょうか?
1. 皮膚炎
蒸し蒸しジメジメこれから暑くなる梅雨時、毛皮を着ている猫ちゃんにとって、それはつらい時期かもしれませんね。
まず、蒸れやすくなりますね。
こまめにブラッシングをしてあげましょう。
また、湿気が多くジメジメした環境は、カビが発生しやすくノミ、ダニも発生しやすい好条件となってしまいます。
ノミ、ダニが猫ちゃんの体に付いて繁殖、増殖するとかゆくなって皮膚を掻いてしまいます。
ホットスポット(急性皮膚炎)
症状
- 毛が抜ける
- 赤く炎症を起こす
- 掻くことで炎症を起こし、ひどくなると化膿する
発生しやすい場所
- 顔、
- 首回り
- 太もも、など
治療
- 皮膚寄生虫や皮膚糸状菌などがいないかどうか調べる
- 悪いところの毛をそって、洗浄、外用薬(ステロイド、抗生剤)をぬります。
- かゆみが強そうな場合は、内服薬(ステロイド、抗生剤)も飲ませます。
- 自分で舐めたり掻いたりすることで、悪化するのでエリザベスカラーを数日間、着けることもあります。
- 予後は比較的良いですが、原因が取り除けないと繰り返してしまうのでしっかりと治すとともに、猫の要る場所を清潔な環境に保ちましょう。
2. 外耳炎
皮膚炎と同様に、梅雨時期に多いです。
症状
- 耳垢が多くなる
- ニオイが臭い
- 腫れて、炎症を起こす
- 脱毛がある
- 顔を大きく揺らして、うっとうしそうにしていたりすることが良くみられます。
自然治癒で治りにくいので早めに獣医さんに診てもらいましょう。
3.食中毒
この季節、人もそうですが、雑菌の繁殖で食べ物が痛みやすかったりします。
フードもそうですが、いつも新鮮なお水を用意してあげましょう。
お皿もきれいに洗っていつも新鮮なフードにしてあげましょう。
お水は気が付いたら、(最低でも一日2回は)取り替えてあげましょう。
4. 熱中症
この時期は蒸し暑い上にこれからどんどんと気温も上がっていきますので、猫ちゃんの体温調整で体はいつもより消耗していると考えられます。
猫ちゃんは暑さに強い、と思われがちですが、そもそも、猫ちゃんは汗をかいて体温を調整するのが苦手なのです。
ワンちゃんなら、「はぁはぁ」と舌を出して体温調整できますが、猫ちゃんはしませんね。
もし、猫ちゃんが、食べ物を吐いたり、下痢をして、ダラ~んと消耗しているようなら熱中症の疑いがありますので、早めに獣医さんに診てもらってください。
~まとめ~ 気を付けてあげたい!猫の梅雨対策いろいろ
猫ちゃんのストレス度がアップする梅雨時。季節の変わり目で消耗しやすい時です。
いつも以上に、それとなく猫ちゃんの様子を見てあげてください。
そして、フードや、お水、猫ちゃんのいつもいる場所の衛生管理を忘れずに行ってあげてくださいね。
嘔吐、下痢、食欲不振などはバロメーターですので、いつもと違うようなら早めに動物病院に連れて行ってあげましょう。